同僚や上司に言いたいことが言えずにストレスを抱えている
いつもつい「わかりました!」と言ってしまう
仕事が断れず、いつも残業ばかり
先輩から急ぎの仕事を頼まれて残業だ・・・
今日は帰ってドラマ見るって言ってたじゃない
嫌われると思って断れなかったんだよね・・・
きちんと断る力を身に着けないと辛くなるよ。今日は嫌われずに、伝えたいことを伝えるテクニックを紹介するね。
言いたいことが言えずにモヤモヤ。そのままでいいの?
言いたいことが言えない深層心理
言いたいけど言えない。こんな時に深層心理で一番大きな立ち位置を占めているのは”嫌われたくない”という気持ちではないでしょうか?
- この先も働くから波風を立てたくない
- 言ったら面倒なやつって思われるかも
- 相手に申し訳なくて、自分の考えや気持ちは言えない
こんな風に理由は様々かと思います。でも、会社に居づらくなったら、相手に嫌われたら、と不安に思う気持ちは共通ではないでしょうか。
言わない=良いこと?
相手のことを考えたりすると、自分の言いたいことは言わない方が良いのかも。
そう思っている人は多いのではないでしょうか?でも、それって本当ですか?
自分のためにも、相手のためにも言いたいことを言ったほうがお互いにハッピーだ!ってことはたくさんあります。
言えないままではストレスにつぶされる
まず、自分のために言って欲しいという一番の理由はストレスです。
言いたいことが言えないことって結構ストレスです。そして、それが当たり前になってしまうと、気づかぬうちにストレスをためてしまうことも・・・。
何か病気になってからでは遅いんです。自分の人生、自分くらい優しくしてあげてください!
考えがわかることで改善ができる
次に、相手のために言って欲しい一番の理由は改善のためです。
特に、仕事においてはこの傾向が強いです。あなたが自分の考えを伝えることで、何か上手くいっていないこと、うまくいっているけどもっと良くできることに気づくことができるかもしれません。
意外と改善ポイントって自分の視点からだけでは見つからないもの。相手から言われて初めていろんなことに気づけます。相手も新たな気付きを得ることにもなるので、意外と思っていることは伝えたほうが良いものです。
さらには、意外と自分の考えを言ってくれる人のほうが好かれやすいんですよね。
だって、何も言わない人って、何を考えているか理解できなくないですか?オープンマインドの人の方が何を考えているかがわかるため、相手からも好かれやすいんです。
伝えるテクニックは”Yes and法”
言いたいことを言ったほうがいいな。そう思った人も、じゃあどう言ったらいいの?こう思いますよね。
安心してください。実は、相手に不快感を与えずに言いたいことを言うにはテクニックがあるんです。
このテクニックを使えば、角を立てることなく言いたいことを伝えられます。
Yes and法のポイント
最大のポイントは、相手の言っていることを”受け止める”ことです。ここさえできていれば、9割はOK!
相手に不快感を与えてしまう時って、相手のことを無視してしまう時なんですね。
例えば、仕事を頼んだ時。
申し訳ないんだけど、○○の仕事を明日までにやってもらえないかな?
ちょっと忙しいので無理ですね。
こんな言い方どうでしょうか?めっちゃ嫌な奴ですよね。
これって、申し訳ないけど、急ぎの仕事をお願いしたいと頼んでいる気持ちをすべて無視して断ってるんです。こんな風に相手の気持ちを受け止めずに断ると、どうしても相手に不快感を与えてしまいます。
一方、以下の時はどうでしょう?
【パターン1】
申し訳ないんだけど、○○の仕事を明日までにやってもらえないかな?
急ぎの仕事ってことですね。実は、私も明日までの○○の仕事を持っていましてお力になれそうになくて。すみません。
【パターン2】
申し訳ないんだけど、○○の仕事を明日までにやってもらえないかな?
急ぎの仕事ってことですね。実は、私も明日までの○○の仕事を持っていまして。そちらの仕事の締め切りを延ばしていただければ、対応できるのですがいかがでしょうか?
だいぶ印象が違いませんか?
特に、パターン1は断っていますが、だいぶ印象が違うことがわかっていただけたと思います。
Yesのためのつなぎ言葉
まず相手の言いたいことを受け止めた後に、自分の言いたいことを言うためのつなぎ言葉を覚えておきましょう。この言葉を使うことで、マイルドに自分の伝えたいことを伝えることができます。
- そして
- 実は
- それなら
- 一方
- では
etc…
まずは、この辺りを覚えておきましょう。
他にもいろいろとあるので、慣れてきたら語彙を増やせばOKです。
これと組み合わせて、枕詞や交渉テクニックも絡めていくとより仕事のできる人になること間違いなしです。
とはいえ、慣れないうちはまずはYes and法を練習していきましょう。
いかがだったでしょうか?
意外と、伝えるべきことを伝えたほうが良いかも。こう思ってもらえたらこの記事を書いたかいがあります。
もちろん、最初の一歩を踏み出すのは怖いですが、ぜひ自分自身のために、抑えすぎず自分の考えを伝えるようにしてみてください。
この記事が何かのお役に立てれば嬉しいです。
ではまた。